Y-PORTセンター

Y-PORTセンターは、2015年に発足した公民連携による国際技術協力(Y-PORT事業)を実施するプラットフォームです。多様な関係者と連携しながら、新たな事業スキームを確立し、新興国の都市課題の解決と、市内企業のビジネス機会の創出を目指しています。2017年からは、公民連携による共同オフィス(Y-PORTセンター公民連携オフィス)の設置などY-PORTセンターの機能強化を進めています。

2017年にはこの動きと呼応して、市内中小企業が中心となって、YUSA(一般社団法人YOKOHAMA URBAN SOLUTION ALLIANCE)が設立されました。

Y-PORTセンターの主要5機能

1.新興国での制度づくりを通じた環境技術のマーケット形成

  • JICA・アジア開発銀行世界銀行等国際援助機関との連携による新興国都市のマスタープラン策定支援
  • 本市の都市づくりの経験を生かした、新興国都市での適正な規制づくり支援
  • 新興国都市のマスタープラン策定支援による上流からのスペックイン

2.新興国都市・企業との共創による都市ソリューションの創出

  • F/S(実現可能性調査)、実証事業等を通じた事業スキームのブラッシュアップ
  • パッケージ型都市ソリューションの開発
  • 多様な関係機関との「共創」による「Best Available Solution(適正技術)」の提案

3.新興国都市ニーズの把握と企業への情報提供

  • 市内企業に対して、現地都市ニーズに関する情報を提供
  • 現地合同調査等現地ニーズを把握する場の提供
  • Y-PORTワークショップ、現地ワークショップ等でのマッチング機会の創出

4.市内企業の技術を新興国都市へ紹介

  • 市内企業の有する技術を紹介
  • Y-PORTワークショップ、現地ワークショップ等でのマッチング機会の創出
  • 企業と共同でインフラソリューションの発信

5.横浜ブランドの価値向上とその活用による国際的ネットワークの構築

Y-PORTセンターの概要

発足日2015年5月25日
連携パートナー一般社団法人YOKOHAMA URBAN SOLUTIONALLIANCE(YUSA)(外部サイト)
日揮グローバル株式会社(外部サイト)
JFEエンジニアリング株式会社(外部サイト)
千代田化工建設株式会社(外部サイト)
株式会社日立製作所(外部サイト)
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)(外部サイト)
シティネット横浜プロジェクトオフィス(外部サイト)
横浜市
発足趣意書発足趣意書(PDF:61KB)
アドバイザー廣野 良吉 成蹊大学名誉教授
ビンドゥ・ロハニ 前アジア開発銀行副総裁
長岡 裕 東京都市大学教授
メリー・ジェーン・オルテガ シティネット特別顧問
アニ・ダスグプタ 世界資源研究所(WRI)グローバル・ディレクター
アルフォンゾ・ベガラ ファウンダシオ・メトロポリ代表