
株式会社OH電荷研究所(横浜市金沢区)

1 事業概要
ベトナムにおける浄水システム導入
2 国・地域(都市等)
ベトナム
3 SDGsへの貢献
4 事業化の道のりと実績
ベトナムでは上水道の技術が未発達で水道水の水質が悪く不純物が多いため、水道水を飲用することができないことが課題となっています。
OH電荷研究所は、「水」技術を通じた社会貢献として、地域の水質に合わせた飲料水浄水システムの開発を通じて、世界の人々が平等に安心且つ安全に美味しい水を飲めるよう取り組んでいます。
この度、横浜水ビジネス協議会の会員としてベトナム国で開催されたベトウォーター(国際展示会)に出展したことを契機にして、ベトナム国の食品工場にて同社の浄水システムが設置されました。


横浜水ビジネス協議会とは、市内企業・団体等と横浜市が連携して設立された協議会です。新興国での水インフラへのニーズの高まりや、インフラシステム輸出に関する国の後押しを背景として、平成23年11月10日に設立されました。現在、160を超える企業・団体等が加入しています。
横浜水ビジネス協議会は、横浜市が培ってきた上下水道に関するノウハウや国際貢献の実績、これまで築き上げてきた様々な国・地域との信頼関係、そして市内企業等の皆様がお持ちの技術力を生かし、国の機関、民間企業、自治体等との連携により、会員企業の海外水ビジネス展開と市内経済の活性化を目指しています。
ベトウォーターは、ベトナム・ホーチミン市で開催される国際的な展示会です。毎年、約25か国から250 以上の企業や組織が出展しており、ベトナム国内外から 8,000 人を超える上下水道産業関係者が集結し、地域の上下水道産業の進化を推進することを目的としています。
このベトナムでの展示会への出店を通じて、OH電荷研究所は、ベトナム企業と販売代理店契約を交わしました。ベトナムでは地域により水質が異なるため、地域にあった浄水装置をオーダーメイドで作ることが必要です。現地に代理店が出来たことが、ベトナム各地の水質に応じた浄水システムの開発が従来よりも迅速に進めることができるようになり、販路拡大につながっています。今後もベトナム各地の飲料水問題の解決に寄与することが期待されます。

5 外部参照リンク
OH電荷研究所関連ウェブページ:https://oh-chargelabo.com/
