【アーカイブ】過去のアジア・スマートシティ会議(ASCC)

【第12 回開催結果】

第12回会議では、都市の脱炭素化を全体テーマに掲げてアジアの都市に脱炭素の輪を広げることを目指し、実効性のある脱炭素社会の実現や脱炭素を通じた希望の持てる都市づくりのあり方について議論しました。

  • 共同運営者であるアジア開発銀行/アジア開発銀行研究所、世界銀行TDLCとの連携により、44の海外都市・政府機関等が会議に参加し、多くの有識者や海外都市が脱炭素に係る実践事例を発信しました。
  • GX分野を中心に約30セッションを実施。国内外から招いた多様かつ著名な50名のスピーカーによる論議が行われました。
  • 世界銀行やアジア開発銀行との連携のもと、海外都市等の参加者とともに、都市づくりに関する議論や展示ブース等でのビジネス交流を実施しました。「⽔ビジネス」、「エネルギー」、「廃棄物処理」等の分野を対象に、⽇本企業と海外(フィリピン及びベトナム)企業23社がビジネスピッチを行いました。
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横浜市とタイバンコク都による脱炭素共同宣言】

  • 44の海外都市・政府機関等の参加のもと、山中市長がチャッチャート・シッティパンバンコク都知事と共同で、脱炭素化に向けたアジア都市との力強いパートナーシップを宣言しました。

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会議内容

プレカンファレンス Nov.13

海外都市による GX の取組に関するスタディーツアー

脱炭素先行地域に選定されておりグローバル企業の本社や研究開発拠点の集積であるみなとみらい 21地区や本市都市環境を支えるインフラ施設(北部下水道センター)を海外都市 が見学します。

Day1-Nov.14

11:00-12:30 カーボンニュートラル実現のための都市マネジメント

都市は、気候変動と平均気温上昇を2℃未満に抑えるという課題に取り組む上で極めて重要な役割を持つ。世界人口の半分以上が都市に居住するが、特に東南アジアと太平洋地域では都心部への人口集中が顕著である。都市の面積は地球上のわずか2%を占めるにすぎないが、世界のCO2排出量のうち75%を都市が排出しており、そのうち50%以上を東南アジアと太平洋地域が占めている。急速な都市化には多くのエネルギーを必要とするため、化石燃料の消費を増大させ、結果的に気候変動の悪化につながる。一方このような気候の脅威は、経済効果、雇用、健康増進を生み出す低炭素かつ都市の強靭化を強化するための対策を導入する機会となりうる。都市はこれらの課題に適応し、脱炭素を実現するために適切な政策改革を実施する必要がある。本セッションでは、脱炭素に向けた地方自治体の取組に焦点を当てる。

11:00-12:30 市内及び海外大学の学生による都市課題共同提案発表

横浜市立大学が設立したIACSC(International Academic Consortium for Sustainable Cities)において実施した、東南アジアの大学との都市課題共同提案の成果を参加学生が発表します。

13:00-15:30 住みやすく栄える都市をデザインする

世界銀行とアジアの都市が中心となって、住みやすい都市づくりに向けて、都市のグリーン化、強靭化、包摂性について議論します。

15:30-17:30 GX ビジネス交流会

エネルギー、水ビジネス、廃棄物処理等の分野を対象に、日本企業と海外(フィリピン)企業がビジネスマッチングのためのプレゼンテーションを行います。

登壇企業一覧

アムコン株式会社、株式会社地圏環境テクノロジー、株式会社村田製作所、日本ミクニヤ株式会社、T.K.K.エボリューション株式会社、トライパック株式会社、Netforce International, Inc.、Aqua terra integrated solutions, Inc.、Testech Group、RTI System Automation, Inc. (RSA)、Pacific Spectrum Environmental Research and Consultancy,Inc.

Day 2 – Nov.15

10:30-11:30 アジアの脱炭素化に向けた共同宣言

都市のリーダーが脱炭素化に向けた実践経験を共有します。アジアの都市が集まり、取組みの輪を広げます。

フィリピン マカティ市⻑ビデオメッセージ
11:00-12:30 ウェルビーイング指標の活用と産学官連携による政策事例の共有

ウェルビーイング指標から見る横浜市、産学官共創によるメタバースを活用した若者支援施策を紹介し、データ×デジタルによる市民のウェルビーイング向上について議論します。

11:30-12:45 脱炭素型で魅力的なくらし

各国の都市において高齢化、災害対策、雇用等の課題に対応しながら、脱炭素・資源循環に貢献する魅力的なくらしへの転換を進める方向性や課題について議論します。

13:00-14:30 海外、日本の民間主導による脱炭素型まちづくり

脱炭素先行地域であるみなとみらい21地区や各都市での事例を共有し、都市の脱炭素化をリードするための計画・実践方法について議論します。

13:00-15:00 都市間ネットワークによるSDGsの推進 -VLRを起点として-(CITYNET SDGs分科会セミナー)

シティネット会員都市・国際機関・民間企業・学生から、SDGsや脱炭素化に向けた取り組みを紹介します。さらに、VLR(自発的自治体レビュー)の実施による、都市のSDGsや脱炭素化の推進について議論します。

15:00-16:45 GXビジネス交流会

エネルギー、水ビジネス、廃棄物処理等の分野を対象に、日本企業と海外(ベトナム)企業がビジネスマッチングのためのプレゼンテーションを行います。

登壇企業一覧

株式会社エナリス、カーボンフリーコンサルティング株式会社、スタンレー電気株式会社、ムラタ計測器サービス株式会社、株式会社グーン、アイフォーコム株式会社

第12回アジア・スマートシティ会議(基本情報)

開催日

2023年11⽉14⽇(⽕)、15⽇(⽔)本会議、セッション等

11⽉13⽇(⽉) 海外招へい都市を対象とした市内視察

会場

パシフィコ横浜ノース(横浜市⻄区みなとみらい1-1-2)

アクセスガイド

主催

横浜市

形式

対⾯・オンラインを併⽤するハイブリッド⽅式

内容

プログラム

ビジネス交流会(参加募集は終了しました)

参加予定の海外都市⼀覧

アジア・スマートシティ会議(Asia Smart City Conference)(以下、「ASCC」という。)は、アジア諸都市、政府機関、国際機関、学術機関及び民間企業等の代表者が一堂に集まり、経済成長と良好な都市環境が両立する持続可能な都市づくりの実現に向けた議論を行う国際会議です。

各都市の代表者から提示される都市課題や成長へのビジョン、民間企業や学術機関による革新的ソリューションの提案、公民連携を資金面で支援する国際機関の施策など、世界の様々な知見(ベストプラクティス)が共有され、参加者が新しいビジネスチャンスを発見できる場も提供しています。

第12回は約4年ぶりとなる対面形式で開催します。

会議の参加方法、会議内容の詳細については、今後、こちらのウェブページで随時更新してまいります。

前回ASCCの様子はこちらをご覧ください。

国際コンベンションY-SHIP について

第12回アジア・スマートシティ会議は国際コンベンションY-SHIPの中で開催します。

国際コンベンションY-SHIPはGX、サーキュラーエコノミー、モビリティをテーマに、国内外の企業をはじめ、多様な⼈、アイデアが集まり、オープンイノベーションがうまれるイベントです。

<国際コンベンションY-SHIP について>

⽇時

2023年11⽉14⽇(⽕)、15⽇(⽔)

※13⽇(⽉)は海外招へい都市を対象とした市内視察を実施

会場

パシフィコ横浜ノース(横浜市⻄区みなとみらい1-1-2)

主催

横浜市

開催⽅式

対⾯・オンラインを併⽤するハイブリッド⽅式

ウェブサイト

https://businessyokohama.com/jp/y-ship-convention2023/

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